採用情報 社員インタビュー STAFF INTERVIEW
農業に必要不可欠な
“水”環境を陰で支える。
T.N 技術職
本社技術1部 技術第1グループ
2017年10月入社
帯広畜産大学 畜産学部卒
研究の先にたどり着いた、「自然と環境の調和」を目指す。
帯広畜産大学で主に研究していたのは、シモバシラという植物です。気温が氷点下になると茎から氷を出す、そのメカニズムを解明する研究に没頭していました。その後、さらに自然環境について深く学びたいと思い、京都大学の大学院へ。水環境工学コースで、健全な水環境の保全や水循環の構築などの研究をしました。
サンスイコンサルタントを知ったきっかけは、教授から「君の研究分野とつながりの深い会社が求人募集をしている」と紹介を受けたこと。これまでの学びを実践として生かし、社会貢献にもつながることに強く惹かれて、大学院を中退して入社することを決めました。
仕事を始めてみて実感しているのは、現地現物を確認することの大切さ。現場には、数値やデータだけでは表せない発見の連続です。実際に周囲の自然環境を体感し、地域の実情を肌で感じることを、何より重視しています。
田畑で働き暮らす人々の未来に、陰ながら貢献したい。
私が担当している仕事は、農業施設の調査・計画です。自治体などから依頼を受け、実際に農地へ出向いて測量やデータ収集し、田畑の整備に必要な用水・排水の設置計画を考えていきます。国や県が主体の大規模な案件も多く、入社3年目で、総額数百億円のプロジェクトに関わる機会も。もちろんプレッシャーはありますが、農家の方々にとって欠かせない用水・排水設備を任せていただけることに、大きなやりがいを感じます。
また、例えば大きな台風が来た時に、老朽化した水路が決壊してしまったら、周辺の地域は大きな災害に見舞われることになります。その地域の仕事はもちろん、そこに住む人々の安全な暮らしを陰で支えている責任感を胸に、ミスのない丁寧な仕事を心掛けています。
憧れの上司のように、豊富な知識と経験を備えた人へ。
私が直面している課題は、圧倒的に業務に関する知識量が足りないということ。農業の現場に、一つとして同じ環境はありません。今は先輩や上司のアドバイスを受けながら仕事を進めていますが、より多くの経験を積み、いち早く一人前になれるように努力しています。入社後に「技術士補」の資格を取りましたが、今後は「測量士補」「技術士」の資格取得も目標です。
また、現在は計画系の仕事に携わっていますが、いずれ解析や設計などの経験も積みたいと考えています。例えば、排水施設の計画一つにしても、計画での経験しかない人と、解析や設計などの知識を持っている人なら、導き出される結果はまったく違ったものになるはずです。
幅広い知識と経験を積むことで、いつか尊敬しているグループ長のように、あらゆる分野に精通し、ムダのない仕事ができたらと燃えています。
やる気をもって飛び込めば、受け止めてくれる優しさがある。
全国の自治体がクライアントのため、北は東北から南は九州・沖縄まで、各地へ出張のある仕事です。実際に現地に出向くと、気候・風土・歴史・自然環境により、地域ごとに特性が異なることを実感。遠方への出張は決して楽ではありませんが、現地にはデスクワークのみでは決して導き出せない計画のヒントも。現地の様子を自分の目で確かめ、柔軟に対応する大切さを学びました。
もともと人付き合いが苦手なタイプで、入社前は不安もありましたが、上司や先輩はとても親切で、分からないことは何でも教えてくださいます。そして大きいのは同期の存在。悩んだ時に相談できる仲間が近くにいることに、日々救われています。
サンスイコンサルタントは人に支えられている会社です。やる気を全力で受け止め、育ててくれる風土がありますので、安心して飛び込んでみてくださいね。
ある日のスケジュール
1日目
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移動
伊丹空港へバスで移動
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移動
バス内で打合せ内容・調査内容の確認
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空港到着
打合せ内容・調査内容の確認
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移動
伊丹空港から青森空港へ
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昼食
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打合せ
作成資料や調査などに関する打合せ
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移動
宿に移動
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準備
翌日の打合せを兼ねて晩御飯/翌日の準備
2日目
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出発
宿から現場に向けて出発
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調査開始
用排水系統調査・反復水調査など
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調査中断
昼食 状況確認・予定確認
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調査再開
用排水系統調査・反復水調査など
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調査終了
調査結果確認/空港に移動
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移動
バス移動 青森空港―伊丹空港
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解散
翌日以降に写真・調査結果などまとめる