採用情報 社員紹介 PROFESSIONAL TALK

国民の生命と財産を守る
社会的意義の大きさ。

N.T 技術職

本社技術1部技術第3グループ グループ長
1996年入社
神戸大学 農学部 農業工学科

災害から国民を守り、農業の基盤を支える。

私が神戸大学在学中に阪神・淡路大震災がありました。私が建設業界を志したきっかけの出来事です。
建設コンサルタントで技術者となった今は、主に農業農村整備事業の中で排水計画を専門にしています。
具体的には、洪水被害の発生した条件や原因を分析・把握し、被害を軽減するために排水機場の設置や排水路改修などの対策を立て、設計部署に引き渡すことが役割です。
洪水、ゲリラ豪雨から国民の生命と財産を守り、農業の基盤を支える職務は、社会的意義の大きさを実感できるという点で大きなモチベーションになっています。

メンバーの成長で実感する、次世代に技術をつなげていく役割。

最近は技術者としての役割に加え、グループ長として、チーム全員のワークライフバランスを考えながら、業務を着実に遂行するチームマネジメントが私の主な役割となりつつあります。
具体的には、作業時間短縮のために効率化などをおこなう職場環境の整備や、チーム全体が技術力を底上げするためのメンバー育成などです。
計画通りの作業人員で業務が遂行できたとき、発注者から高い評価を得て業務表彰を受けたとき、メンバーが学会などで技術力をアピールできたとき、また積極的に品質向上のための意見を提案&実践してくれたときは、次世代に向けてうまく橋渡しができうれしく思います。

試行錯誤を繰り返すなかで、実感する自己の成長。

一番印象に残っているプロジェクトは、巨椋池地区(京都府京都市)農地防災事業です。排水機場を整備する大規模プロジェクトで、入社1年目にも関わらず排水解析や発注者との打合せなど、積極的に業務へ参加させてもらいました。
ハードなスケジュールで疲労困憊になりましたが、報告書に担当者として自分の名前が入っていたとき、社会にも会社にも貢献できた実感があり、嬉しかったことは今も覚えています。このように四苦八苦しながら報告書を作りあげていく過程を繰り返すことで、自分に任される仕事の範囲や責任もどんどん大きくなっていきます。
そのため、自己成長を求める人がこの分野には向いていると思います。

サンスイの技術力や向上心の高さ、仕事への情熱を感じてもらいたい。

私の学生時代は、農業土木を専攻していたものの、現在の仕事内容とは直接関係しない研究を行っていました。しかし、卒業研究で目的に向かって計画を立て、研究を具体化し成果を作り上げた過程は、仕事に大いに役立っています。
サンスイコンサルタントは、身近に多くの優秀な技術者がいる環境です。
専門分野でなくても積極的で熱意あふれる人に、サンスイの技術力や向上心の高さ、仕事への情熱など多くの刺激を感じてもらいたいし、私も若手の皆さんからより多くの刺激を受け成長していきたいと思っています。